葬儀マナー・礼儀に関するQ&A

葬儀マナー・礼儀のよくある質問

Q&A

葬儀全般でのマナーや礼儀作法に関しての、よくある質問を、まとめております。

遺族が気を付けるべきお葬式のマナーはありますか？

ご親戚や故人さまのご友人などをはじめとする、ご会葬者さま、供花・弔電などでお心遣いいただいた方々へのお礼をされることが大切です。葬儀では正式な喪服を着用し、焼香の際の会釈など、基本的なことさえ出来ていれば問題はありません。心に遺るお葬式の担当者が、しっかりとサポートいたします。

お葬式の際の服装を教えてください。

通夜・告別式での服装は冠婚葬祭で使用可能な礼服で構いません。喪服は礼服の中で葬儀にしか使用できないものをいいます。喪主さま・ご遺族さまは喪服の方が好ましいですが、略式喪服として洋装だと女性は黒のワンピースやフォーマルスーツ、男性は黒のフォーマルスーツでも問題ありません。靴は黒で光沢のないものを選びましょう。ネクタイは黒無地、ワイシャツは開襟ではない白無地のものが望ましいです。ストッキングは黒いものでタイツは好ましくありません。また、和装では紋が染め抜きで5つ入っているものを選びます。女性は黒無地着物、男性は黒紋付き羽織袴となります。

アクセサリーなど全て外さなければいけませんか？

女性が洋装の際に身につけるネックレスは真珠が望ましいです。和装の際にはネックレスは付けません。ピアスは男性が付けるのはいけません。女性が洋装の際に身につけるのは真珠のピアスやイヤリングであれば大丈夫です。真珠に関しては白以外にも黒やグレーでも構いません。

喪服の他に必要なものはあるのですか？

法具である数珠をご持参ください。数珠は略式数珠をご用意いただければ問題ありません。男性用と女性用があります。これを持って仏さまに手を合わせると、108つの煩悩が消滅し、功徳を得られるといわれております。もちろん宗派ごとにある正式な数珠を持っている場合は、それを持参されても構いませんが、それぞれ作法がございます。

お葬式の前に自宅へ会葬に訪れる方がいます。喪服を着て迎えた方がよいのですか？

平服で構いません。迎える側も弔問する側も平服です。

喪中の間にお歳暮を贈ってはならないのですか？

問題ありません。ただし、お歳暮を贈られる時期は、四十九日の法要を終えられて忌明けを迎えてからが良いでしょう。忌明けのタイミングが年内でなくなる場合は、1月8日以降に寒中見舞いとしてお贈りされると良いでしょう。ただし、お歳暮・寒中見舞いに付けるのし紙は紅白の水引ではなく、白無地の奉書紙か無地の短冊をお選びください。

葬儀に呼べなかった方へ、いつ葬儀を終えたお知らせをすればいいのでしょうか？

ご葬儀を終えた報告のハガキは、四十九日の法要を終えた後、もしくは、納骨式の後に送るのが一般的です。時期によっては、年末の喪中はがきでお知らせするなど、対応が変わってまいります。心に遺るお葬式の担当がサポートいたします。