150名 一般葬 町屋斎場にて

面倒見のいい江戸っ子気質のご主人を、たくさんの友人と一緒に見送ってあげたい

突然の病に倒れ、一週間昏睡状態が続き、若くして息を引き取ったご主人。病院でお会いした際の奥様の状態は、悲しみがとても深く、親族・友人のサポートがなければとてもご相談ができる状態ではありませんでした。なので、お体をご安置後、日を改めてご自宅にてお打ち合わせをさせて頂くことにいたしました。奥さまからは「病院のICUで隔離され、誰とも会うことなく逝ってしまった彼がどうしても不憫でならない」とお聞きし、ご主人との思い出話やお人柄をたくさんお話させていただきました。しかし状況としては、コロナの影響で多くの方がご友人をお呼びしてのお葬式を執り行うことをためらう状況。先に火葬を行い、後日、親しい方々とのお別れの会を行うべきではないかという意見も飛び交う中、最終的には奥様の強い意志と、ご親族の協力も得て、可能であれば式を執り行う方向で進めていくことになりました。当日はアルコール消毒、マスク着用の指示案内の徹底を行い、できるだけ密な空間にならないようにスタッフにも最善の注意を払いながらの運営を行うことで決まりました。お葬式の会場はご自宅から近い町屋斎場に決定し、会場には故人が愛用したお祭りのはっぴ、下駄、巾着袋、愛飲していた焼酎にタバコ、奥さまとのお写真、大好きだったものを展示させていただきました。来ていただく方々にご主人らしさが伝わる会場づくりを心がけました。花祭壇は、トレードマークであった「はっぴ」や「扇子」からヒントを得て、天竺牡丹、桔梗、雪柳、菊など和花を中心とした、白と紫の和風テイストでご準備させていただき、ご遺影の周りには菖蒲のお花を活けてご本人の「粋」なイメージを大切にさせていただきました。

当日の様子

式当日、3月末だというのに非常に寒く雪がちらつく日でしたが、多くの方がお別れにいらっしゃいました。ご友人の方々は、まだ亡くなられたことを実感できないご様子でした。会場にて、普段と変わらぬ笑顔の故人さまのご遺影でお迎えさせて頂き、展示されているご本人の品々に触れ、自然と思い出話を語らい、悲しみを共有されているご様子でした。後日、奥さまから「あっちゃんらしい、いい式だった」と、感謝のお言葉をいただけたこと大変ありがたく感じております。
祭りで使っていたご本人の「はっぴ」

祭りで使っていたご本人の「はっぴ」はお棺の上に、ご家族の手でかけて頂きました。

大好きだった焼酎「黒霧島」をお供え

祭壇の中、お位牌の横には大好きだった焼酎「黒霧島」をお供えいたしました。

ご本人の愛用品はお棺の中に

和柄がお似合いのご主人、ご本人の愛用品はお棺の中にも入れていただきました。

思い出コーナー

思い出コーナーにはお母様がご準備された「余市」のウイスキーと一緒に、愛用の巾着袋、クシとたばこのケースをお飾りさせて頂きました。

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