ご安置のよくある質問
故人さまを、ご安置する際の方法等、費用に関するよくある質問をまとめております。
故人の安置をお願いする場合はどのようにすればよいですか?
私たち葬儀社が病院(警察)へ、寝台車で故人さまをお迎えにあがります。ご安置場所については、ご自宅か、ご自宅以外にするかを決めていただけるとスムーズに進みます。ご自宅でご安置する場合、4畳以上のお部屋とお布団(ベッド可)をご用意ください。枕飾りなどの供養道具は心に遺るお葬式でご用意いたします。また、ご自宅以外をお考えの場合はお気軽にご相談ください。お客さまのご希望に沿った場所をご提案させていただき当日まで大切におあずかり致します。
自宅以外の安置場所はどこがあるのですか?
安置場所は、専門安置所・葬儀会館・斎場・寺院などです。従来はご自宅へ戻ることが一般的でしたが、最近は住宅事情により、ご自宅に戻らないケースが8割ほどと多くなっております。ご自宅安置をご希望で、マンションやご自宅に階段がある方でも、スタッフ2名でお手伝いいたしますので、お気軽にご相談してください。
安置している間、故人と会えますか?また付き添うことは可能ですか?
ほとんどのご安置施設がご面会可能です。ただ、ご安置場所により時間制限や予約が必要なところもございます。付き添いが可否もご安置所により異なります。ごくまれに、面会のできないご安置所もございますので、気軽にお問合せしてください。お付き添いをご希望の場合は、葬儀社へご相談されてください。
自宅に安置する際の注意事項はありますか?
季節を問わず、ご安置はエアコンのある部屋をお勧めいたします。ご弔問の方が多い場合はお招きしやすい場所を選ぶとよいでしょう。ご自宅がマンションで小型のエレベーターを利用される場合は、エレベーター室を広くするためにトランクルームの扉を開ける鍵が必要になります。事前に管理人さんへご相談していただけるとスムーズに、ご安置することができます。
自宅安置する場合は、ベッドでも大丈夫でしょうか?
ベッドで問題ありません。ご安置は布団で、というイメージがございますが、最後はご生前お使いになっていた、使い慣れたところで故人さまがお休みになることをお勧め致します。
お葬式の日まで数日空いているのですが、自宅でご安置している故人に何かやるべきことはありますか?
訃報をお聞きしてご自宅へお越しになられる方へのご対応をお願い致します。故人さまのお体の状態が変化しないように、私たちスタッフがドライアイスを交換し、お体の状態を確かめますので、ご安心ください。何か、不安なことがございましたら、気軽にご相談ください。
お葬式の日までにお線香の火を絶やしてはいけないものですか?
日本では従来より、火守り、お線香守りという風習文化がありますが、ご家族さまのお体のことを考え現代では夜通しお線香を焚く事はあまり行われていない傾向にあります。電気の無い時代、一昼夜ロウソクを灯す事で周りへ非日常的な事が起こった事をお知らせする為の火、ドライアイスの無い時代、匂いを消す為のお線香が風習文化の由来と言われています。心に遺るお葬式では、お線香を絶やしたくないご家族のために約8時間持続するお線香をご用意させていただきますので、お気軽にお声がけください。
故人は北枕にしなければいけないのですか?
宗派にもよりますが、北枕が一般的です。北枕が不可能な場合もございます。その時は、西へ頭を向け(西枕)ご安置いたします。仏教ではお釈迦さまがご臨終された時、頭を北、お顔を西(頭北西顔)でご臨終された事から、お釈迦さまにあやかって仏教では北枕もしくは西枕にするのが現代では一般的となっております。
神棚のある部屋へ安置を予定していますが、宗教上、問題ありませんか?
神棚封じ(忌明けまで神棚を閉じて、白い半紙で一時的に覆い隠すことをいいます)をすれば、宗教上、問題はありません。心に遺るお葬式のスタッフが対応させていただきます。
故人が好きだった料理やタバコをお供えしてもいいですか?
お供え物に決まりはありません。故人さまの好きだったものをお供えしてください。
白い布を顔に乗せないといけないのですか?
昔からの習わしですが、特に決まりはありません。白い布は、亡くなると肌の水分がなくなり乾燥しやすくなるので、乾燥防止の役割もあります。
自宅に安置しているときに、故人の体に触れてもいいのですか?
もちろんです。生前と同じように接していただくと、故人さまも喜ばれると思います。皮膚の乾燥を防ぐために、アルコールやハッカが含まれていないクリームをお顔に塗ってあげるなど、されるご家族もいらっしゃいます。ただし、感染症の恐れがない場合に限りますので、医師と葬儀社にご確認ください。
安置する部屋の温度は何度にすればいいのですか?
夏は同居のご家族さまの健康に支障が無い程度に出来るだけ室内の温度を下げていただくのがよろしいでしょう。冬は暖房の使用を控えていただくようお願いしております。故人さまのお肌が乾燥しないよう、加湿器を使われるご家族さまもいらっしゃいますが、室内の湿度が高くなれば室温も高まりますので、ご使用は控えていただくようお願いしております。
夏と冬で安置に必要なドライアイスの量は違いますか?
夏場であっても、出来るだけ同居のご家族のご健康に支障が無い程度にお部屋の温度を冷やし保っていただければ、ドライアイスの量は冬と同じで大丈夫です。冬でもドライアイスを用意するのは、大切な方のお体に、万が一のことがあってはならないと考えるからです。担当スタッフがご確認に伺いますのでご安心ください。
エアコンがない部屋でも、夏場に安置はできますか?
ドライアイスと一緒に納棺し、外気を遮断することで目安として2日程度のご安置は大丈夫です。
その他のQ&A(よくある質問)
葬儀関連でよくいただく質問をカテゴリーごとに分けて掲載しております。