お通夜・告別式のよくある質問
通夜、葬儀・告別式全般に関する、よくある質問を、まとめております。
お通夜はどのように進行していくのですか?
お通夜は、私たちの会場設営から始まり、ご家族さまがお見えになったのち、参列者の受付、お通夜の開式、ご僧侶による読経、焼香、通夜振る舞いと続き、ご希望の方はご宿泊となります。ご家族さまはお通夜当日、開式1時間ほど前にお越しいただき、斎場・式場に設営された花祭壇、供花札の名前や並びをご確認いただきます。開式までは控室や式場でお待ちになり、ご僧侶がお着きになられたら、ご挨拶の際にお布施をお渡しいただきます。控室でお持ちいただいた場合式場へは、お通夜の開式10分から15分前にご案内いたします。通夜振る舞いのお部屋には、読経後にご僧侶が退場され、閉式となった後にご案内いたします。
告別式はどのように進行していくのですか?
告別式はご家族さまがお見えになったのち、参列者の受付、告別式の開式、ご僧侶による読経、焼香、弔辞・弔電の紹介、告別式の閉式、お別れの儀、出棺、喪主挨拶となります。喪主挨拶の後、火葬場に移動していただき火葬となります。告別式の後に行われるお別れの儀は、ご家族さまやご親族、近しいご友人など、大切な方と縁の深い方々だけで行われます。一般的なご葬儀では約15分のお時間を設けております。最近では、告別式とお別れの儀の間に初七日の法要を行う、「繰り込み初七日」を選ばれるご家族さまが増えております。
喪主は誰が務めるのがいいのでしょうか?
故人さまの配偶者の方もしくは長男・長女、血縁で一番近い方が一般的です。様々なケースがあると思いますので、私たちにご相談ください。
喪主になると何をしなければいけないのでしょうか?
喪主は「喪に服す主」という意味で、ご家族さまの代表者として葬儀社と打ち合わせをしたり致します。弔問に来られた方へと挨拶しなければいけないと思う方も多くいらっしゃいますが、ご葬儀では『喪に服している」との意味合いで失礼にはあたらないとされています。ご自身の体調を第一に優先させて下さい。ご葬儀では喪主の他に、「布施する主」という意味の施主という役割があり、こちらはご葬儀の費用を負担して運営する責任者です。ただ、喪主の役割は明確なものがなく、施主やその他のご家族が弔問されたかたに、挨拶をするケースもございます。例:故人 父 / 喪主 母 / 施主 長男の場合・・・葬儀打合せや挨拶は「施主 長男」、葬儀費用負担は「喪主 母」となる場合もございます。
「子供一同」など身内でも生花を出すものですか?
ご葬儀にお出しする生花は、供の花「供花(きょうか・くげ)」といいます。供にお送りするお花と言う事からお出ししていただくものですので特に決まりはございません。お気持ちでお出しするものです。
予想していたよりも会葬者が多かったときは、どのように対応すればいいのですか?
ご予定より多く来られてご用意しなければならないのは、香典返しとお料理です。香典返しは、あらかじめ多めにご用意いたします。残った香典返しは返品できますので、無駄な費用が発生することはありません。通夜振る舞いのお料理は、当日でも追加でご注文することができます。これまで、たくさんの葬儀のお手伝いをさせていただいた経験をもとに、心に遺るお葬式の担当スタッフがアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。
弔辞は誰に頼めばいいのですか?
親しいご友人、恩師・先輩・上司の方など、故人さまと親しかった方にお願いすることをお勧めしております。
弔辞はお願いした方がいいのですか?
故人さまのお人柄を伝え、弔いの言葉を述べる弔辞は、必ず必要というわけではありません。故人さまとのお付き合いが深く、ぜひお言葉をいただきたい方には、お願いしたほうがよいでしょう。弔辞を述べたいという方がいらっしゃれば、お断りするのは失礼にあたりますから、お願いするのをお勧めします。なお、弔辞のタイミングは、お寺さまと相談した上で決めさせていただきます。
お葬式の最中に家族のそばでアドバイスしてもらうことはできますか?
もちろん対応いたします。葬儀担当者がご家族さまに付き添い、ご葬儀の流れに沿って、ご焼香や喪主さまのご挨拶のタイミングや方法をご案内いたします。ご葬儀中でも、分からないことがあればいつでもお気軽にご相談ください。また、ご葬儀のマナーについては、ご葬儀前のお打ち合わせのときに、以下のアドバイスをいたします。
- 宗教や宗派ごとに異なる作法
- 供花や弔電を紹介する順番
- 参列者の席順
- お布施をお渡しするタイミングやご挨拶の作法
- 喪主挨拶の内容
- 受付や案内などの対応
他にもわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
お葬式で家族が写真を撮るのは、非常識ではありませんか?
これまで私たちがお手伝いしたご葬儀では、故人さまがお休みになるお棺の周りに集まり、最期の集合写真を撮られたご家族さまがたくさんいらっしゃいました。最近では、故人さまのお顔をスマートフォンで撮影して、時折見返しては偲ばれる方、会葬された方のお顔をポラロイドカメラで撮影し、故人さまへのメッセージを書いていただく方など、様々なお考えを持たれるようになってきました。ご葬儀でご家族さまが撮影されること自体は非常識ではなくなってきています。特に、お身内だけでお別れをする家族葬では、その傾向はより顕著です。しかし、ご葬儀に参列される方の中には、しきたりを重視して、撮影することに否定的なお考えをお持ちの方がいらっしゃる場合もあります。事前に皆さまとお話し合いをされたうえで、撮影するかどうかを決められたほうが良いと思います。
その他のQ&A(よくある質問)
葬儀関連でよくいただく質問をカテゴリーごとに分けて掲載しております。